【完】アタシは3代目。
「俺、変な女を彼女にしてしまったみたいだな」
チーン…。
だよね。
こんな変な話し方をする彼女を、彼女だなんて思いたくないよね…?
「なんてな」
「へ?」
大地、何でそんなにヘラヘラ笑ってるわけ?
「例え咲が変な話し方をしたとしても、不細工になったとしても、人前で変なギャグを言ったとしても、俺は咲のこと、嫌いにならねぇからな」
そう言うと大地は、優しく笑った。
「大好き」
「俺も」
あたし達は将来を誓うように、何度も何度もキスをした。
[番外編①おしまい*゚]