【完】アタシは3代目。
咲姉ちゃんと大地兄ちゃんの披露宴で咲姉ちゃんは着物を着ていたんだけど、凄く綺麗だった。
咲姉ちゃんは気づいてなかったと思うんだけど…。
ここだけの話、披露宴に出席した男の人全員咲姉ちゃんに見惚れてたんだよ。
ホントだからね!!
披露宴の話はここまでにしておこうかな。
「咲姉ちゃん、どうかな?」
縁側に行き、待っていてくれた咲姉ちゃんに近寄った。
「ゆりちゃん、凄く可愛いじゃん!!絶対に唯兎くんを、落とせるよ!」
咲姉ちゃん、大袈裟過ぎるよ。
「お世辞でも嬉しいよ。ありがとう。この服を着て、遊園地に行くね」
「喜んでもらえて嬉しいよ。
もうそろそろ未来が起きると思うから、あたし戻るね」
「はーい!」