【完】アタシは3代目。



てことで、ただいま呪いの館の前にいます。



「け、結構雰囲気出てるね…」



「あ、あたし…。無理かも…」



「あ、あたしは…。だ、大丈夫よ!あ、あたしは…ね…」



みんな怖がってる。



その理由は…



呪いの館の建物は、凄く恐い雰囲気なんだよね。



まわりには墓地があって、白骨がそこら辺に転がっている。



こ、恐い。



そう思うんだけど、二人の前で強がってしまった…。



後々、変な方向にいかなかったらいいんだけどね。



「咲、あたし達の番だよ…」



「う、うん」



ついにこのときが来てしまった…。



さらば、あたしの命…。


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