【完】アタシは3代目。
もう、カノンったら!
人を驚かさないでよね…。
一瞬気絶しそうになったよ…。
「ぎゃあぁぁぁぁ!!!!」
か、カノン…?
「また、靴脱げたの?」
「もぉ。いい加減にしてよ…」
もう、いい加減止めてほしいよ。
それはルカも同じ気持ちだったのか、眉を曲げてカノンを見ていた。
「こ、今回は…ち、違うの…。ああああ足が…う、動かない…」
「はぁ…。引っ掛かってるんじゃないの?見てあげるからさ」
あたしはそう言って、カノンの足元を見た。
「きゃあぁぁぁぁ!!!!」