初恋人魚☆童話革命☆
プロローグ
海の音が聞こえる。
遠くで祝福の鐘の音が聞こえる。
俺は息を切らして砂浜に立ち君を見上げる。
君は小高い丘の上に立ち、歌っていたね。
声を失くしていても俺には聞こえていたよ。
涙が俺の頬を伝う。
君が泡になって、青い空に消えていくのを、ただずっと見つめていた。
俺は本当に何も出来なかった。
この結末を変えたかったのに。
知っていたのに。
ただこうして君を涙を流して見送ることしか出来ない。
遠くで祝福の鐘の音が聞こえる。
俺は息を切らして砂浜に立ち君を見上げる。
君は小高い丘の上に立ち、歌っていたね。
声を失くしていても俺には聞こえていたよ。
涙が俺の頬を伝う。
君が泡になって、青い空に消えていくのを、ただずっと見つめていた。
俺は本当に何も出来なかった。
この結末を変えたかったのに。
知っていたのに。
ただこうして君を涙を流して見送ることしか出来ない。