社長には堕とされません



「ふぁ」



欠伸をしながら社長室に入りディスクの上の書類を1つ手に取って




「古都ちゃん。この書類だけど……古都ちゃん?」



古都ちゃんに近付いて異変に気がついた



「寝てる…??」



頬杖をついて目を瞑ってる…



仕事を完璧にこなす古都ちゃんがうたた寝なんて



明日は嵐かも……




そーっと横に回って




「古都ちゃーん…」




顔を覗き込んだけど




「……。」




全く起きる気配がない


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