社長には堕とされません



「どうぞ乗って」



社長にエスコートされて運転手付きの車に乗り込むと




「一体なにをなさっているのですか?」




私のトレンチコートのボタンを外し始めた



「いや、ほらどんな感じなのかなーって気になるじゃん?」




「ドレスならとんでもなく破廉恥です」




私の言葉とともにトレンチコートが私の肩からスルッと車の椅子の上に落ちると




「こ、こここ古都ちゃん!これって下着は!!?」




目を見開いて驚く社長は私の胸を指差して慌てている



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