追憶の淡恋詩
僕は何にしようか考えた。
これまでの彼女との会話で、何に興味があるのかを思い出そうとしたが思い出せない。



僕はいろいろと考えた・・・・・




カワイイ洋服?


確かに女性はカワイイ洋服は好きだろう。
しかし僕にいい洋服を選ぶセンスはない。
それに僕好みの洋服(露出多め)をセレクトしまいそうだ。




カワイイ下着?


カワイイ下着はもちろん僕も好きだ。
しかしそんな売場に足を踏み入れる勇気は僕にはない。
こんなプレゼントを渡したら、その場でお別れになる危険がある。



カワイイぬいぐるみ?


これはまるで子供に渡すようなプレゼントだ。
彼女は僕よりも年上の24歳、これはやめておこう。




僕の部屋の鍵?


こんなプレゼントはある意味大きな賭けだ。
成功すればカッコイイが、そもそも僕はまだ実家だ。
考慮するに値しない。




おしゃれな腕時計?


僕は高校時代、誕生日に後輩から腕時計をプレゼントされた事がある。
当時の嬉しかった思い出を思い出し、この嬉しさを彼女にも与えようと思った。
< 27 / 35 >

この作品をシェア

pagetop