ひとつのひかり
夏休み

変わる

ある日のこと夏休みに入り夜塾に通う。


「こんばんは~」


「こんばんはー明日香ちゃん今日はなんかいいことあった?」


「特になにもないですよー」

塾長とお話をしてから席表を見て席に着いた。


この塾は個別指導をしている。


時間になり先生が教材を持ってやって来た。


明日香は国語が苦手なのでその科目を取っている。


「明日香ちゃんこんばんは」

「こんばんはー先生宿題どうぞ」


プリントを渡す。


「はいはーいじゃあ採点後でするね」


「わかりました」


にっこりと返事をする。


「そういえばね…言わなきゃいけないことあるんだけどさあたしとこうして勉強できるの今日で最後なんだよね…来週から明日香ちゃんの先生は新しい先生になるからよろしくね」



「そうなんですか…先生いないと寂しいですよ…新しい先生とも頑張りますね」


「うん!がんばるんだよっ」

先生に応援されて嬉しくなりとても勉強する気になり最後の時に楽しく勉強する事ができた。



受験までの半年近くを必死になって勉強することにした。
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