プレイボーイ×天然な幼なじみ


「じゃあ、どっちなの?」

 私は俯いた。

 嫌いか、好きか。

 二択って前から嫌いなんだよね…。

「姫、龍太のこと好きなの?」

 !

 私は佳主馬くんを見た。

「見てたらわかるよ?」

 私は無言で俯いた。

「…アイツは、やめた方がいい。アイツはプレイボーイだ、それは君も知ってるだろ?君が傷つくだけだ」佳主馬くんが、私の目を覗き込んだ。「俺は御曹司だよ?お金を持ってる。君に不自由はさせない」

 …!!

 それを聞いて、私は心を決めた。


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