プレイボーイ×天然な幼なじみ




 龍太はそう言って、私を押し倒した。

「っ」

 龍太が私を見下ろす。

「…俺も、梨桜のことが大好きだよ」

 私は頷いた。

「私も、龍太のこと大大大好きだよ!」

「俺のが、お前のこと好き」

「私のが!」

 言ってから、私は吹きだした。

 少し前みたいな関係に戻れたのが、嬉しかった。

「…梨桜。お前を、俺の最後の女にしてやるよ」

 龍太が、ボソッと言った。


< 190 / 338 >

この作品をシェア

pagetop