プレイボーイ×天然な幼なじみ
ハッピーエンド!
龍太の腕にすっぽり包まれて、心も体も温かい。
私は龍太の顔を見上げた。
「龍太!」
私が呼ぶと、龍太は満面の笑みを浮かべた。
「梨桜、もう二度と、お前を離したりはしない!だから、ずっとずっと俺の傍にいてくれ」
この笑顔を見るのはきっと、私だけで。
甘い言葉を囁かれるのも私だけで。
龍太の隣にずっといられるのもきっと、私だけなんだろうなぁ…。
そう思うと、不思議な感じがした。
「うん!」
龍太の吸い込まれそうな笑顔が、もっともっと眩しくなる。
永遠の愛なんかないってよく聞くけど、それでも私は信じたいよ…。