プレイボーイ×天然な幼なじみ
男の子…っていうか、私とおんなじ制服!
でも、学年レクで見かけたことないから、たぶん後輩かな?
…年下に助けられるなんて、情けない…。うぅ…。
「あ、起きた?」
私は、立ち上がった。
「起きたもなにも、寝てN――」
言いかけて、気付いた。
太陽の位置が、少し上にあるような…?
時計を見る。
十時半!
か、完全に遅刻…!!
「あ、天土くん。野々宮さん、起きた?」
保健室の先生の声。