プレイボーイ×天然な幼なじみ

               ★

「千花ちゃん!」

 翌朝、希実さんの大声で私は起きた。休日は、ゆっくり寝たいのに。

「なんで言ってくれなかったの!カレシがいるって!!」

 へ?

 なんで希実さん、そのことを?

「あの、希実さん…?なんで知ってるんですか?」

 私が聞くと、希実さんが、部屋の入口からどいた。希実さんが立っていたところに姿を現したのは、啓太だった。

「おはよっ!」

「け、啓太!?」


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