プレイボーイ×天然な幼なじみ



 私は無言で佳主馬くんを見上げた。

「麗さん、龍太とキスしたって」

 佳主馬くんはフッと笑った。

 …?

「だから、どうしたの?」

「っ!」

「君にとって、龍太はただの幼なじみなんだろ?それに、龍太がプレイボーイだということは、君がよくしっているじゃないか」

 私の髪をくしゃくしゃしながら、佳主馬くんは言って。

「それに、今の君には俺がいる」

 私は頷いた。

「俺が傍にいてやるよ」


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