不器用な恋人【短編】
「佳世こそ彼氏作らねえの??」
「…分かんない」
分かんないよ…ホントに。
好きな人は目の前にいるのに……。
「なんだそりゃ」
「っていうか、それ以前に真樹と違って私はモテないからそんな事考えるだけ時間の無駄(笑)」
自虐的でも
いつでも笑っていられるのが私の長所だと思う。
でも、こんな性格
大嫌いだ……。
「…究極なマイナス思考だな」
そう言った真樹の大きな体が私の目の前に…。
部屋の間接照明の光で瞳がキラキラしてる。
サラサラな前髪が私の顔に微かにあたってくすぐったい。
ドキドキが
止まらない。
吸い込まれそうな瞳が近づいて私たちはキスをする。
その柔らかな感触で頭の中の思考回路は機能を停止され
欲望のままにお互いの体温をぶつけ合い堕ちてゆく。
どこまでも…
どこまでも…
深く…――――
「…分かんない」
分かんないよ…ホントに。
好きな人は目の前にいるのに……。
「なんだそりゃ」
「っていうか、それ以前に真樹と違って私はモテないからそんな事考えるだけ時間の無駄(笑)」
自虐的でも
いつでも笑っていられるのが私の長所だと思う。
でも、こんな性格
大嫌いだ……。
「…究極なマイナス思考だな」
そう言った真樹の大きな体が私の目の前に…。
部屋の間接照明の光で瞳がキラキラしてる。
サラサラな前髪が私の顔に微かにあたってくすぐったい。
ドキドキが
止まらない。
吸い込まれそうな瞳が近づいて私たちはキスをする。
その柔らかな感触で頭の中の思考回路は機能を停止され
欲望のままにお互いの体温をぶつけ合い堕ちてゆく。
どこまでも…
どこまでも…
深く…――――