毒草彼女 -ポトスで始まる恋ー
頭を下げなければいけないのはこっちの方なのにな。
「いえ、突然すみません。あのポトス、お陰さまで皮膚炎も起きず、ちゃんと切れました。」

それを伝えたかっただけだ!

決して下心なんてない!!


・・・はず、だ。


「良かった。」
頭を上げた彼女は、にっこり笑った。
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