毒草彼女 -ポトスで始まる恋ー
夏の山は緑がうっそうとしていて、日陰になっているから、炎天下よりは涼しかった。
俺はとりあえず何か探して瑞希さんに聞いてみようと、一人木の根元を探す。
じめっとした、濡れた落ち葉。
そこに生えるのは、気味の悪い色をした、きのこ。
青灰色っていうのか?
大きさはシイタケぐらいだが、なんか毒がありそうな色をしている。
俺はこのきのこの事を聞いてみようと、瑞希さんを呼んだ。
「あの、このきのこなんだけど・・・」
きのこの事を聞くなら、きのこ博士の方がいいかもしれないのは分かってる。
でも俺は、君に話を聞きたいんだ。
「これはルリハツタケです。色は悪いですが、食べられますよ。」
そう言って、瑞希さんはルリハツタケの傘を少しちぎった。
すると汁が出てきて、緑色に変わる。
俺はとりあえず何か探して瑞希さんに聞いてみようと、一人木の根元を探す。
じめっとした、濡れた落ち葉。
そこに生えるのは、気味の悪い色をした、きのこ。
青灰色っていうのか?
大きさはシイタケぐらいだが、なんか毒がありそうな色をしている。
俺はこのきのこの事を聞いてみようと、瑞希さんを呼んだ。
「あの、このきのこなんだけど・・・」
きのこの事を聞くなら、きのこ博士の方がいいかもしれないのは分かってる。
でも俺は、君に話を聞きたいんだ。
「これはルリハツタケです。色は悪いですが、食べられますよ。」
そう言って、瑞希さんはルリハツタケの傘を少しちぎった。
すると汁が出てきて、緑色に変わる。