毒草彼女 -ポトスで始まる恋ー
せっかく誰にもばれて無い感じだったのに、皆ガン見だ。


「そ、それに、彼氏じゃ・・・」


まあ、その座は狙ってんだけど。


「え?彼氏さんじゃないんですか??でも、彼瑞希さんの事・・・」
「ああああーーーー!!!ちょ、博士、あのきのこ、きのこの事、教えてくださ
い!!」


こんな形で俺の気持ちが彼女にばれてたまるか!!


俺は無理やりきのこ博士の腕を掴んで、奥に歩き出す。
あのきのこを教えてくださいと言った俺に、きのこ博士は楽しそうについてきてくれた。


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