毒草彼女 -ポトスで始まる恋ー
昼休憩になり、みんなそれぞれ席を立つ。
会社の社員食堂は大きいが、なにせ敷地が広いもんだから、遠い。
開発部からはまだ近い方だけど、一番端の第4工場から行こうとすれば、5分はかかるらしい。
大塚さんと出会うまでは、いつも食堂で食べていた。
だけど、彼女に会うために売店に行くようになってからは、そこで買って休憩室で食べている。
自分のデスクで食べるのが禁止じゃなければ、戻って来るんだけどな。
「伊東、今日も売店か?」
同期の北村(キタムラ)が、隣のグループから来て、俺に声をかけた。
「ああ。」
「売店の大塚さん、そんなにいいのかねぇ・・・」
北村は毎日一緒に食堂で昼食をとっていたので、それを断る流れから、大塚さんの事を話した。
会社の社員食堂は大きいが、なにせ敷地が広いもんだから、遠い。
開発部からはまだ近い方だけど、一番端の第4工場から行こうとすれば、5分はかかるらしい。
大塚さんと出会うまでは、いつも食堂で食べていた。
だけど、彼女に会うために売店に行くようになってからは、そこで買って休憩室で食べている。
自分のデスクで食べるのが禁止じゃなければ、戻って来るんだけどな。
「伊東、今日も売店か?」
同期の北村(キタムラ)が、隣のグループから来て、俺に声をかけた。
「ああ。」
「売店の大塚さん、そんなにいいのかねぇ・・・」
北村は毎日一緒に食堂で昼食をとっていたので、それを断る流れから、大塚さんの事を話した。