毒草彼女 -ポトスで始まる恋ー
アイスコーヒーを持ってきてくれたようで、彼女にならって俺もテーブルの所に座った。
「よかったら、どうぞ。」
ニコニコと、グラスを俺に差し出しながら、同時にトレーから更に乗ったチョコレートを置き、トレーをテーブルの下にさげる。
流行に疎い俺でも分かる、北海道の有名店の生チョコレート。
甘いものが好きなので、思わず目が釘付けになった。
「父の土産ですが、美味しかったですよ。」
きのこ博士の土産か・・・研究で行った時に、買ってきたんだろうか。
いただきます、と、俺は備え付けのピックで1つとって口に入れた。
さっと溶けて、口いっぱいに上品な甘さが広がる。
すぐに無くなってしまう、一瞬の幸せ。
「めっちゃうまい!」
「良かった!たくさんありますから、遠慮しないで下さいね。」
うまそうに食べる俺の顔を見ながら、瑞希は幸せそうに笑う。
なんか、いいな、こういうの。
彼女の笑顔の前で、最高のチョコレートを食べる。
これが手料理だったら、もっと幸せな気分になれそうだ。
「よかったら、どうぞ。」
ニコニコと、グラスを俺に差し出しながら、同時にトレーから更に乗ったチョコレートを置き、トレーをテーブルの下にさげる。
流行に疎い俺でも分かる、北海道の有名店の生チョコレート。
甘いものが好きなので、思わず目が釘付けになった。
「父の土産ですが、美味しかったですよ。」
きのこ博士の土産か・・・研究で行った時に、買ってきたんだろうか。
いただきます、と、俺は備え付けのピックで1つとって口に入れた。
さっと溶けて、口いっぱいに上品な甘さが広がる。
すぐに無くなってしまう、一瞬の幸せ。
「めっちゃうまい!」
「良かった!たくさんありますから、遠慮しないで下さいね。」
うまそうに食べる俺の顔を見ながら、瑞希は幸せそうに笑う。
なんか、いいな、こういうの。
彼女の笑顔の前で、最高のチョコレートを食べる。
これが手料理だったら、もっと幸せな気分になれそうだ。