毒草彼女 -ポトスで始まる恋ー
自宅へと戻る道中。

彼女が来るまでの時間をどうするか、俺は色々考えた。

とりあえず会話に困りそうなので、コンビニで女の子が好きそうな、苺やらなんやら乗ったプリンや、チューハイを買って。
俺は冷蔵庫にビールがあったはずなので、それで良い。

一緒に酒を飲んだ事が無いから、瑞希が飲めるかどうかは分からないので、普通のジュースも用意して。

部屋はそんなに散らかってはいないし、掃除は・・・まぁ、簡単で良いだろう。



それにしても。



なんか、いいな。

“またあとで”

って、言えるの。



緩む顔を抑えながら、俺は自宅へとたどり着いた。



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