毒草彼女 -ポトスで始まる恋ー
どれぐらいそうしていただろう。
時間をきちんと見ていないから、分からない。
携帯の着信音で目を開けた俺は、期待しながらベッド前のローテーブルに置いてあるそれに手を伸ばす。
メールボックスを開ければ、期待通り瑞希からの連絡で、今から行きますとあった。
運転し始めたかもしれないので、気を付けてと手短に打って、携帯を閉じる。
彼女が来たら、何を、話そう。
テレビでも見ようか。
いや、テレビに夢中になって、会話が出来なくなるのも嫌だ。
そんなことばかりがグルグルと、頭の中を回っている。
きっと会ったら何もかも吹っ飛ぶだろうに、無駄だと分かっていても思考を止められない、アホな俺。
さっきまで寝ていたベッドのシーツの皺を再び直し、携帯を握りしめて立ったまま、あまりにも落ち着かないからストレッチを始めてみた。
深呼吸しながら、筋を伸ばしていく。
いつもなら気持ちが良いはずなのに、全く伸びた感じがしなかった。
時間をきちんと見ていないから、分からない。
携帯の着信音で目を開けた俺は、期待しながらベッド前のローテーブルに置いてあるそれに手を伸ばす。
メールボックスを開ければ、期待通り瑞希からの連絡で、今から行きますとあった。
運転し始めたかもしれないので、気を付けてと手短に打って、携帯を閉じる。
彼女が来たら、何を、話そう。
テレビでも見ようか。
いや、テレビに夢中になって、会話が出来なくなるのも嫌だ。
そんなことばかりがグルグルと、頭の中を回っている。
きっと会ったら何もかも吹っ飛ぶだろうに、無駄だと分かっていても思考を止められない、アホな俺。
さっきまで寝ていたベッドのシーツの皺を再び直し、携帯を握りしめて立ったまま、あまりにも落ち着かないからストレッチを始めてみた。
深呼吸しながら、筋を伸ばしていく。
いつもなら気持ちが良いはずなのに、全く伸びた感じがしなかった。