毒草彼女 -ポトスで始まる恋ー
急かすのもいけないかと思って、とりあえず何も言わないまま待ってみる。
そのうち小さな溜め息が聞こえた。
俺のTシャツをつかんでいた手をおろし、うつむいたままごしごしと目をこすってから、顔を上げればいつもの笑顔。
「大丈夫、です。」
だが、今の俺にはそれが余計に痛々しい。
何かあったのかって、聞きたい・・・が、自分から話してくれるのを待つべき
か。
親に何か言われた?
きのこ博士が言うような感じはしないし・・・母親?それとも・・・。
あ。
なんか、思い当たってしまった。
そのうち小さな溜め息が聞こえた。
俺のTシャツをつかんでいた手をおろし、うつむいたままごしごしと目をこすってから、顔を上げればいつもの笑顔。
「大丈夫、です。」
だが、今の俺にはそれが余計に痛々しい。
何かあったのかって、聞きたい・・・が、自分から話してくれるのを待つべき
か。
親に何か言われた?
きのこ博士が言うような感じはしないし・・・母親?それとも・・・。
あ。
なんか、思い当たってしまった。