毒草彼女 -ポトスで始まる恋ー
よく見れば、花?が咲いている。
これを見てたんだろうか。
「ソテツ、見てたんですか?」
2人で見上げながら、雲の切れ間から覗く夕陽を浴びた。
「はい。毎年、実も生るんですよ。」
よく南国風の施設なんかで見かけるソテツだけど、実がなるとは知らなかった。
っていうか、花が咲くのにも、今気付いたぐらいだ。
ほんと、大塚さんは博識だな。
俺は車には詳しいが、植物には詳しくない。
あ、車と言えば。
彼氏いないなら、ドライブ誘っても問題は無いよな。
そう思って、口を開きかけた瞬間。
大塚さんはうっとりとしたように、ソテツに笑いかけた。
これを見てたんだろうか。
「ソテツ、見てたんですか?」
2人で見上げながら、雲の切れ間から覗く夕陽を浴びた。
「はい。毎年、実も生るんですよ。」
よく南国風の施設なんかで見かけるソテツだけど、実がなるとは知らなかった。
っていうか、花が咲くのにも、今気付いたぐらいだ。
ほんと、大塚さんは博識だな。
俺は車には詳しいが、植物には詳しくない。
あ、車と言えば。
彼氏いないなら、ドライブ誘っても問題は無いよな。
そう思って、口を開きかけた瞬間。
大塚さんはうっとりとしたように、ソテツに笑いかけた。