毒草彼女 -ポトスで始まる恋ー
やっぱ、花が好きなんだろう。
嬉しそうにスズランを見つめながら、大塚さんはバッグからカメラを出して、写真を撮る。
「スズラン、綺麗ですね。」
その背中に話しかけると、頬を紅潮させて、大塚さんは振り返った。
「はい!すごくきれいで、可愛いです!!」
その、笑顔が。
また俺の心にど真ん中ストライク。
可愛いのは大塚さんの方だ・・・なんて、クサいセリフまで、口から出そうになる。
さっきみたいに気まずいのは嫌なので、絶対に言わないが。
「スズラン、すごいんですよ!」
え?
スズラン、可愛いとか、綺麗なだけじゃないのか?
嬉しそうにスズランを見つめながら、大塚さんはバッグからカメラを出して、写真を撮る。
「スズラン、綺麗ですね。」
その背中に話しかけると、頬を紅潮させて、大塚さんは振り返った。
「はい!すごくきれいで、可愛いです!!」
その、笑顔が。
また俺の心にど真ん中ストライク。
可愛いのは大塚さんの方だ・・・なんて、クサいセリフまで、口から出そうになる。
さっきみたいに気まずいのは嫌なので、絶対に言わないが。
「スズラン、すごいんですよ!」
え?
スズラン、可愛いとか、綺麗なだけじゃないのか?