同い年の恋人 2
「おいで」
両手を広げる幹生
あたしは 戸惑いながらも その胸に飛び込んだ。
「後半年 半年したら帰ってくるから ずっとオレだけを思ってて」
「当たり前でしょ
幹生だって 浮気しないでよ」
「神に誓って浮気はしない」
「あたしも」
だんだん二人の世界に入り込み
まだ居るだろうお母さんのことなんて気にせず愛しあった。
「まだ足りない…」
ボソッという幹生
「あたしこれ以上無理かも
ヤバい…筋肉痛になっちゃう」
「じゃあ しばらくこうしていようか」
あたしたちはそのまま抱き合った。