同い年の恋人 2
あたしが無言のまま じっとしてるからか
「こら!早く切り替えて残りの仕事しないと夜がふけるぞ!」
って…
「ああ…そうだった…」
「また顔を洗ってきな」
野山さんに言われまたトイレも兼ねて洗面所へ行った。
野山さんに強く抱きしめられた肩に、いまだに違和感が残ってる。
数分後戻ると
後残り一枚が野山さんの手で仕上がってた。
「うそ…もう?
早くないですか?」
「実は…」
と、野山さんが話始めた。