同い年の恋人 2


「疲れてんのに誘って悪かったな~」


「いえ!違いますよ~」


一生懸命否定するあたし


「もー そんな必死になんないでも その理由分かってるって!
さっきの彼氏からのTELだろ?」


「そう…です
あり得ますか?久々のTELで眠いからって不機嫌って!」


「はぁ?何なんそいつ?
離れててそんな上から目線って!さぞかし余裕こいてんな」


余裕?


「え…余裕って?」


「彼女は自分しか好きになんないから 離れてても安心って言うか 何を言っても大丈夫みたいな?」


「うそ!それはないと思います」


あたしは強く言い放った。


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