スキ、大好き。
帰りは、
いつものように「一緒に帰る?」って誘われた。
何もなかったかのように話してくれるのは嬉しい。
でも、その一方でこの前の事どう思っているんだろうって考えさせられた。
こんなに神経質になっている私が変?
怖い思いをさせたと思って、本当に申し訳ない気持ちで一杯なのに…考えすぎ?
『今日は一人で帰る。ゴメン』
「いいよ~また明日な!」
学校を出て、小走りで駅に向かうとすでに優介の姿があった。