スキ、大好き。





意外と遅かったパパ。



ご飯を食べた後に…

優介を含めた4人での話が始まった。






『妊娠してた。』

「今の莉子には無理だね」





やっぱり…反対された。




ママは頷く事もなく、ただ…座っていた。


でも、

ママの気持ちは昼聞いたから何とも思わなかった。





パパの“反対”は予想していたから涙も…"悲しい"という感情も冴えなかった。








優介はパパに説得を始めた。





以前に晴に"優介は自分の過去の事は話さない"と聞いていた。


実際、

私も本人から詳しくは聞いた事がない。




そんな優介が自分の過去のことをパパに話をして、頭を下げていた。





正直、信じられない光景だった。

でも、その光景がとても嬉しい気持ちになった。







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