スキ、大好き。
喧嘩を売るような事はしたくない。
でも、無駄にボディタッチしてくるし…馴れ馴れしくしてる美波っていう子。
何なの。
なんか、嫌。嫌。
嫉妬でも、何でもいいからとにかく嫌。
顔さえ見たくなくなって、何も言わずに部屋を出た。
その後を追ってきた優介。
「どうした。」
『よくわからない。私、帰る。』
「なんでそうなるの?」
『合わない。私あの子と』
「送くるよ」
『大丈夫』
「こちらこそ大丈夫だから」
『大丈夫だってば!』