スキ、大好き。
優介の家に戻ろうか、このまま家に向かおうか迷ってると…
「お前たち、消えようか!」
と、
ナンパ男に一喝した優介。
『なんでいるの?』
嬉しいはずなのに、素直になれない自分。
「お前の彼氏だから!」
『何それ』
「何それって、そのままの意味!」
肩に手を回し、引き寄せられたまま…Uターンした。
やっぱり、
私には優介しかいない事がわかった。
路地に入った瞬間、耐えられず…優介にありがとうのキスをした。
「帰れって言ってごめんね」
と、
腰に手を回されて引き寄せられた。