スキ、大好き。






優介も私以上に大変だと思う。



仕事帰りに疲れているのに、心と私の世話をして…



帰ったら、

自分の事をして寝るという生活。





大変なのは自分だけじゃない。

って、

思っていても優介が横にいるとつい甘えてしまって、心を任せてしまう毎日。





心が生まれて初めての土日は優介がうちに泊まりに来てくれた。




『眠い』

と、

あくびを連発していると…



「寝ていいよ」

と、

神様みたいなことを言ってくれた。




優男で惚れる。




『いいの?ありがとう。』





優介の言葉に甘えて、布団に入った数秒後に意識が吹っ飛んでしまいそれ以上の記憶がない。






出産前は、

お腹が大きくて寝返りも出来ず…


出産後は、心が気になってしまって寝られず、久しぶりに熟睡した気がした。









どのくらい立ったのだろうか。

心の泣き声で目が覚めた。





『もらうよ』


と、

優介から心を貰い、授乳を始めた。




隣で、「ほんと可愛いやつ」と言って…心にちょっかいを出していた。

心にデレデレの優介の方が可愛く見えるのは私だろうか。




< 274 / 558 >

この作品をシェア

pagetop