スキ、大好き。





「心、パパの所来る?」




優介が紛らわすために膝をポンポンと叩くと「嫌」と一言。




いつもなら飛んでいくのに…

眠いと人格が変わってしまう心。





「じゃ、寝なきゃいいじゃん」

「うるしゃい、パパ」


と、

珍しく生意気な心。




優介の雷が落ちるのも、時間の問題かも…






『寝るの?』

「抱っこして寝る」


と、

言うから抱っこした途端テーブルにあった水をわざと倒してついに優介がキレた。




眠いから何でもしていいわけじゃないよね。

それは、怒られるわ。






「心は何してもいいの?」

「ダーメ!」




眠くて、

意味不明な心は何を言ってもダーメ!だけ。





優介は、気を使って心と一緒に外に出てくれた。





ただ、外に出されると思った心は更に泣いて抵抗していたからレストラン中に泣き声が響いていた。



みなさま、

ご迷惑をおかけしてすみません。





< 452 / 558 >

この作品をシェア

pagetop