スキ、大好き。
起きたら、既に5時を過ぎていた。
『やばい…』
迷う暇もなく、起き上がってリビングに行くとばぁばの手伝いをして楽しそうな心。
私じゃ、
やらせてくれないような事をするから…
楽しくて仕方ない様子。
悪阻が終わったら、色々やりたいことをやらせてあげよう。
『優介が帰ってくる時間になっちゃうよ』
「帰るの?」
と、
帰りたくなさそうな心。
もう5時すぎだもん。
夕飯の支度もしないといけないし…そろそろヤバイ。
「パパが帰ってくるんだって」
「まだいたい」
『じゃ、ママ帰るね』
「やだ」
『じゃ、帰ろうよ』
手を差し伸べてみると、嫌々繋いできた。
『明日も体調悪かったら来ていい?』
「いいよ」
『ありがとう、助かる』