腹黒年下くんの甘い罠。


あと、怖い。


もし、振られたら。

もう、この関係ではいられなくなる。


だから言えない。


「彩華先輩!!」


いつもと同じタイミングで屋上にやって来る侑李くん。


可愛い笑顔に胸がキュゥッと締め付けられる。


「今日も元気だねぇ。」


いや〜、若いってすばらしい。


そんなことを思いながらぼけーっと侑李くんのことを見ていると....


「そう?彩華先輩は今日も食べちゃいたいくらい可愛いね?」


侑李くんは危ない発言をして迫ってきた。


ドクンッ


しっ心臓さんが大暴れしています!!


「あっ歩く18禁!!」


「本当のことを言っただけじゃ〜ん。」


私の叫び声を聞いて侑李くんは楽しそうにクスクス笑いながら私から離れる。






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