腹黒年下くんの甘い罠。



唇と唇が触れるのがキスです。


ふ〜ん。


バチッ


目を思いっきり開ける。

そこにいたのは.....


「あ、おはよぉ。先輩♪」


鼻先がくっつくかくっつかないかの距離で私を見つめる侑李くん。


「ぎゃ.....ぎゃぁぁぁぁぁぁああっ!!?」


ドンッ


びっくりした私はものすごい勢いで叫んで侑李くんを力いっぱい押す。


「な、なんでここにいるの!!?」


ここはマイルーム!!


平然として私の横に座る侑李くんが不思議でならない。


「彼氏って言ったら入れてもらえたよ?」


「お母さん!!」


可愛らしく笑っている侑李くんを無視して叫ぶ。


お母さんのバカ!!

おおバカ者!!





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