腹黒年下くんの甘い罠。
「彼氏じゃないよ?」
「......っ。」
とっ年下の癖に!!
リアルの癖に!!
ゆっくりと私に迫る侑李くんはなんだか黒いオーラを放ちながら楽しそうに笑っている。
心臓がうるさい。
「もしも、他の奴なんかに触れさせたら.......」
侑李くんはそこで言葉を止めて、私の耳元に顔を近づける。
ペロッ
「っ!!」
「また、お仕置きだから。」
私の耳をなめて、そう甘く囁く侑李くん。
ゾクゾクッ
体中に電流が流れるみたいに。
甘い甘い刺激。
しっ死ぬ!!
心臓が!!
心臓が!!