腹黒年下くんの甘い罠。



カランッ


雑貨屋さんの扉を開けば可愛らしい鈴の音が小さな店内に鳴り響く。


「わぁー!!」


目に入る色鮮やかな可愛い雑貨たちに興奮する私。

そして店内をウロウロ。


私の目に入ったのは桜のハンカチ。


ああ、この儚い感じ、新撰組っぽいなぁ。


それを手に取ってまじまじと見つめる。


『綺麗な布だな。』


「原田さんこーいうの好きでしょ?」


『よくわかったな。さすが俺の彩華。』







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