瞳の向こうへ
第1話 どしゃ降りの出逢い
【葵side】
朝、鳴るはずのない目覚まし時計を枕元に置いたまま体温計を確認。
ピンクの遮光カーテンの効果がまるでない強烈な朝の日差しが寝起きの私に容赦なく襲ってくる。
高校生活最後の一年がスタートする日。
天気は悪くないけど……ね。
「うわ……、ダメ」
起き上がろうとした身体がまたベッドに倒れこんだ。
汗臭い。
ブルーが重なるよ。
天気は最高。
だけど、私の身体は絶不調。
最近優等生してるんだけどなあ。
まだ足りないんですか?
そうよね。39度5分あるんだからもっと優等生でいなさいってことよね。
もう声だすのも面倒。
あえて太陽の光を浴びようと身体を少しひねる。
まぶしいなあ。
両手で顔を覆う。
起きて時間が少し経ち、身体全身に痛みがあるのに気づいた。
学校休むの確定。
朝、鳴るはずのない目覚まし時計を枕元に置いたまま体温計を確認。
ピンクの遮光カーテンの効果がまるでない強烈な朝の日差しが寝起きの私に容赦なく襲ってくる。
高校生活最後の一年がスタートする日。
天気は悪くないけど……ね。
「うわ……、ダメ」
起き上がろうとした身体がまたベッドに倒れこんだ。
汗臭い。
ブルーが重なるよ。
天気は最高。
だけど、私の身体は絶不調。
最近優等生してるんだけどなあ。
まだ足りないんですか?
そうよね。39度5分あるんだからもっと優等生でいなさいってことよね。
もう声だすのも面倒。
あえて太陽の光を浴びようと身体を少しひねる。
まぶしいなあ。
両手で顔を覆う。
起きて時間が少し経ち、身体全身に痛みがあるのに気づいた。
学校休むの確定。
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