瞳の向こうへ
第8話 託された光
【葵side】
台風の影響なのか、朝から大粒の雨。
直撃はしないらしいけど、ずっと暑かったしよかった。
が……雨よりうるさい女子たちが私の部屋に停滞してますよ。
「ここわかんない。頼みます唯さん」
「え?どれ……彩佳、こんなのもわからないの?遊び過ぎだよ」
「唯だってさっきわかんないって言ってたじゃん」
頬を膨らませて不満一杯の彩佳さんをフォローせずに私はテレビ鑑賞。
今日は組み合わせ抽選の日。
全校応援は甲子園でも継続が決まり、陽の目をみなかった吹奏楽部が学校で大張りきりで練習に明け暮れてましたので、家に閉じこもることにしました。
宿題も快適な室内ではかどってたから問題なし。
台風の影響なのか、朝から大粒の雨。
直撃はしないらしいけど、ずっと暑かったしよかった。
が……雨よりうるさい女子たちが私の部屋に停滞してますよ。
「ここわかんない。頼みます唯さん」
「え?どれ……彩佳、こんなのもわからないの?遊び過ぎだよ」
「唯だってさっきわかんないって言ってたじゃん」
頬を膨らませて不満一杯の彩佳さんをフォローせずに私はテレビ鑑賞。
今日は組み合わせ抽選の日。
全校応援は甲子園でも継続が決まり、陽の目をみなかった吹奏楽部が学校で大張りきりで練習に明け暮れてましたので、家に閉じこもることにしました。
宿題も快適な室内ではかどってたから問題なし。