瞳の向こうへ
私ってやっぱり有名人だよね?そうだよね?
見てる人はちゃんと見てくれてるんだね。
「そろそろいいですか?」
松井さんが腕時計で時間を確認しご両親におうかがいをたてた。
申し訳なさそうに松井さんに頭をさげました。
「あの……私は何も出来ないかも知れませんが、彼女の支えになれればと思ってます」
はっきりした確信が持てないのに言いきったよ。
今日は先走り過ぎだ。
また暑さにやられたのかなあ。
松井さんに連れられて一番奥の病室に来た。
「もうちょっとでリハビリ時間だから。同世代だからすぐ仲良くなるか。頑張れ」
松井さんに背中を押され私は扉をノックした。
中から甲高い女の子の声が聞こえます。
「失礼します」
ゆっくりと扉を開けた。
「いらっしゃい」
スマホ忘れたご本人がいますよ。
一緒にいるのが……。
「こんにちは!」
うわ!笑顔がまぶしい!
日差しが入り込んでるせいではないよ。
本当に素敵な笑顔なんだから。
女の子でもドキドキしました。
拒絶したい気持ちは一瞬で吹き飛びました。
見てる人はちゃんと見てくれてるんだね。
「そろそろいいですか?」
松井さんが腕時計で時間を確認しご両親におうかがいをたてた。
申し訳なさそうに松井さんに頭をさげました。
「あの……私は何も出来ないかも知れませんが、彼女の支えになれればと思ってます」
はっきりした確信が持てないのに言いきったよ。
今日は先走り過ぎだ。
また暑さにやられたのかなあ。
松井さんに連れられて一番奥の病室に来た。
「もうちょっとでリハビリ時間だから。同世代だからすぐ仲良くなるか。頑張れ」
松井さんに背中を押され私は扉をノックした。
中から甲高い女の子の声が聞こえます。
「失礼します」
ゆっくりと扉を開けた。
「いらっしゃい」
スマホ忘れたご本人がいますよ。
一緒にいるのが……。
「こんにちは!」
うわ!笑顔がまぶしい!
日差しが入り込んでるせいではないよ。
本当に素敵な笑顔なんだから。
女の子でもドキドキしました。
拒絶したい気持ちは一瞬で吹き飛びました。