瞳の向こうへ
第9話 すれ違う光
加奈子ちゃんがリハビリに行き、松井さんと潤子先生が待ってる一階のカフェに向かった。
混んでるなあ……。
キョロキョロ見渡してると、大人の女性二人が立ち上がって手を振ってる。
一人で結構ですという言葉を出すのをこらえて合流しました。
「いらっしゃいませ」
「アイスカフェラテで」
私が注文してる間に潤子先生がバッグからお好み焼きせんべいを出した。
どうするかと思いきや、松井さんに渡したよ。
「買いすぎ」
誰でもそう思うし、言いたくなりますよね。
見慣れてる商品を手に取ってため息ばかり。
「そんなため息ばかりじゃ幸せが逃げていきますよ」
アイスコーヒー片手に陽気に笑い出した。
「これが目的?これを誰にあげればいい?みんな見飽きてますけど」
混んでるなあ……。
キョロキョロ見渡してると、大人の女性二人が立ち上がって手を振ってる。
一人で結構ですという言葉を出すのをこらえて合流しました。
「いらっしゃいませ」
「アイスカフェラテで」
私が注文してる間に潤子先生がバッグからお好み焼きせんべいを出した。
どうするかと思いきや、松井さんに渡したよ。
「買いすぎ」
誰でもそう思うし、言いたくなりますよね。
見慣れてる商品を手に取ってため息ばかり。
「そんなため息ばかりじゃ幸せが逃げていきますよ」
アイスコーヒー片手に陽気に笑い出した。
「これが目的?これを誰にあげればいい?みんな見飽きてますけど」