キープアウト!―亮二サイドストーリー―
それから、オレがメインで掃除を頑張り、部屋は綺麗になっていった。



そして、アパートを出る時がきた。


「忘れ物ないか?」

「ないよ」

樹里が玄関の鍵を閉めた。


オレの車に乗って、マンションへ向かう。

いよいよ、本格的に同棲生活が始まるかと思うと、ドキドキしているオレがいた。


マンションに到着すると。

いつものように、玄関のドアを開けた。

「今日からここが、樹里の家だからな」

「うん」

生まれて初めての同棲。

一体、どんな日々が待っているんだろうか?

たくさん笑い合って。
たくさんケンカもするかもしれない。




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