キープアウト!―亮二サイドストーリー―
手強い相手
「なぁ。樹里、土曜日どこか行こうよ」
「行かないよ。佐伯なら誘えば遊んでくれる子いるでしょ?」
「じゃあ、携帯教えてよ」
「…あっ。もうすぐ、仕事始まるから行くね」
そう言い残して。
樹里は食堂から出て行ってしまった。
はぁ。
オレはため息をついた。
昼休み。
食堂で樹里と会って声をかけた。
今日は金曜日。
明日は休みだから遊びに誘ったが、あっさり交わされてしまった。
「どうしたら、相手にしてくれるんだよ?」
「寺原は手強いな」
啓介の言うとおり。
樹里は手強い相手だった。
その日、仕事を終えた後。
オレは啓介を誘いご飯を食べに来ていた。
「行かないよ。佐伯なら誘えば遊んでくれる子いるでしょ?」
「じゃあ、携帯教えてよ」
「…あっ。もうすぐ、仕事始まるから行くね」
そう言い残して。
樹里は食堂から出て行ってしまった。
はぁ。
オレはため息をついた。
昼休み。
食堂で樹里と会って声をかけた。
今日は金曜日。
明日は休みだから遊びに誘ったが、あっさり交わされてしまった。
「どうしたら、相手にしてくれるんだよ?」
「寺原は手強いな」
啓介の言うとおり。
樹里は手強い相手だった。
その日、仕事を終えた後。
オレは啓介を誘いご飯を食べに来ていた。