最強女†暗殺計画
「...自分で考えろ。」
そう言ってそっぽを向いた瑠璃の顔は後ろから見てわかるくらい赤かった。
その姿が可愛くて、また抱きしめたくなったがそんな事したら...
「瑠璃が怒るでしょうね。」
「っ!??」
心を読まれたかのように俺が思ってた事が言葉になって上から降ってきた
上を見上げると翔が電信柱に立っていた
「翔?どうしてここにいるんだ?家で待っていろ、学校に行くんだ」
そう、俺は...いや、俺等は登校中、学校が関係ないコイツは此処にいなくてもいいのに...
「僕は瑠璃が心配なんですよ?この男に無理矢理何かをされては困りますから」
そう言っていつもの笑顔を振りまく翔。
「んな事しねーよ」
「どうでしょうね?」
ムッカツク!むかつくコイツっ!
俺等の仲邪魔したいだけじゃねーか