最強女†暗殺計画

-瑠璃side-

心配しているのか?それとも、昔の僕に同情しているのか?
どちらにせよ、僕はあの時の事を忘れないと思うがな......

「........り」
「瑠璃?」

「ぁ、なんだ?」

僕の眼をジッと見て宮野蓮が不思議そうに首を傾げている

「...何かあったか?」

「何も無い、気にするな...」

家庭の事情に宮野蓮を巻き込む訳にはいかなぃ...
それに、この話をすると言う事は昔の話もしなければいけない、

「...嘘つくなよ?」

僕の頬に手を添えてジィと見つめる不安気に眉を下げている...

...頬が熱い、
そんな事考えてる暇はないのに、宮野蓮に触られた所が熱いのがわかる

「...宮野...蓮、離せ......」

「...話すまでやだ。」

っ!?
強制的に話させようと...??

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