最強女†暗殺計画
んー...まぁ、そーゆー事にしとくか
「まぁな、」
「...別に構わんが?」
「ぃ、いいのか?」
無表情でコクンと頷く瑠璃。
敵を家に上がらせると言うのに冷静だな、コイツ......
つか普通はそーゆーの駄目とか言うもんじゃね?
「どうした?入れ。」
玄関のドアを開けて考え込む俺に手招きをしている
「入れてやる代わりに条件がある。リビング以外見るな。」
そう言ってアイマスクをかけられ手を引っ張られた
「おぃ、なんも見えねーだろ」
「仕方ないだろぅ?嫌なら帰ってくれて構わんぞ」
くそっ......なんでコイツはこんなに冷静なんだ?
握られた手がほんのりあつい、
思ったより小さくて柔らかい手で、俺をリビングまで誘導してる
何故かわからないが俺は瑠璃の手を握られる側ではなく握っている側になっていた
「...宮野蓮?」
「ぁ?なんだよ」
「...もうついたからアイマスクを外していいぞ?手も離してくれ。」
「あぁ、わりぃ」