最強女†暗殺計画

見てて飽きないと言うか……

だから見てしまうのか…？詳しい理由など僕にもわからない。

でも、何故か宮野蓮を見ていたい。その時はそう思ってしまった。

「よし、じゃー次あれな。」

話が途切れないように宮野蓮は僕に話しかける。気を使っているのか…？気を使われて無理に話されても僕は人と話す事が苦手だからうまく話をつなげられない…


「っ!!?」

ちょっと待て、なんで僕がこんな奴相手にうまく話を続けさせる必要があるんだ？

可笑しい。最近の僕は可笑しい…………どうしたっていうんだ…何故宮野蓮なんて気にしてしまうんだ………

「…瑠璃？どうした？俯いてるけど…気分悪いか…？」

考え込んで俯いてる僕の顔を覗き込むようにして見る宮野蓮。

「っ!!」